小児科ナース&4人のママが教える子育てブログ

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新型出生前診断のNIPTとは?出生前診断とはどう違うの?時期や費用は?

2017年02月07日 [ 妊婦、子育て、育児 新型出生前診断、NIPT ]
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私は、早くに結婚したほうなのですが

 

私の周りのナースはキャリアを積み上げて

 

さらなるすごいナースになった方がたくさんいます。

 

そして30半ばで結婚して、ようやく子供をという方たちが

 

通る問題として出てくるのが高齢出産です。

 

リスクが高いと世間で言われすぎているからか

 

出生前診断をうけられる率が高くなってきたように感じます。

羊水検査もそのうちの一つです。
こちらに詳しく書いています。
羊水検査を受けたいけど痛みやリスクは?また流産になる可能性はあるの?
そこで今回出生前診断について

 

ナースの観点から詳しくお伝えしていきたいと思います。



 

新型出生前診断のNIPTとは?出生前診断とはどう違うの?時期や費用は?

 

その1:新型出生前診断とは何なの?

 

すべての新生児のうち約3〜4%は何らかの異常をもって

 

生まれてくると言われており、

 

この胎児の異常を検査・診断するのが「出生前診断」です。

 

これは以前からある母体血清マーカーテストや

 

羊水検査、絨毛検査などの検査方法があります。

 

新型出生前診断とは、2011年にアメリカで始まった

 

新しい出生前診断の検査方法で、

 

「NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)」と呼びます。

 

新出生前診断ならわずか20ccほどの血液を注射器で採取するだけで

 

検査ができるために母体への負担を大幅に軽減することの

 

できるようになってきました。

そして検査結果も従来の採血検査よりも診断精度が

 

飛躍的に高まっており、80~90%前後の確率で

 

胎児の先天性異常を予見することができるようになってきました。

 

新型出生前診断のNIPTとは?出生前診断とはどう違うの?時期や費用は?

 

その2:新型出生前診断の検査方法は?染色体異常がわかるの?

 

妊婦の血液を20cc採取するのですが

 

採取した血液のなかには微量のDNA断片があり

 

それを分析することで胎児に特定の染色体異常がないか

 

どうかを検査します。

 

分析時間はだいたい2週間ほどです。

 

分析の方法は、血液の中の胎児由来遺伝子を解析し

 

そのなかの13番と18番、21番染色体の濃度を調べることで

 

「パトー症候群(13トリソミー)」

 

「エドワーズ症候群(18トリソミー)」

 

「ダウン症(21トリソミー)」の可能性を見つけられます。



新型出生前診断のNIPTとは?出生前診断とはどう違うの?時期や費用は?

その3:新型出生前診断の時期は?また費用はどのぐらいかかるの?

 

 

新型出生前診断の時期ですが妊娠10~16週頃です。

 

確定診断のために羊水検査などを受けることを考がえると

 

検査結果は約2週間後になるので

 

妊娠15週までには受けておいたほうが安心ですね。

 

 

そして問題になる費用ですが

 

現在のところ、新出生前診断は保険適用されていません。

 

そのため、一般的には20万円前後の費用

 

(初回と結果説明の2回分の遺伝カウンセリング料込み)が

 

かかります。

 

この検査の結果次第では羊水検査による

 

確定検査が必要になることもあり

 

かなりの経済的負担になります。

 

また、日本医学会から正式に認定を受けた

 

総合病院・大学病院に通院しなければなりません。

 

大阪周辺だとこの辺りになるそうです。

○大阪市立総合医療センター
遺伝子診療部 遺伝カウンセリング室

○大阪大学医学部附属病院
産婦人科・遺伝子診療部

○大阪府立母子保健総合医療センター
診療科名:産科・遺伝診療科

○国立循環器病研究センター

○関西医科大学附属病院

○神戸大学医学部附属病院
産科婦人科、遺伝子診療部臨床遺伝科

○兵庫医科大学病院
産科婦人科
臨床遺伝部

○兵庫県立塚口病院
遺伝診療センター・産婦人科

○関西労災病院

○神戸アドベンチスト病院
産婦人科・遺伝相談室

 

○京都第一赤十字病院
産婦人科

 

○医療法人財団今井会足立病院
遺伝診療部

 

方だと通われるのも考慮していかないといけませんね。

 

新型出生前診断のNIPTとは?前回の出生前診断とはどう違うの?時期や費用は?

 

その4:新型出生前診断を受けられる人は決まっているの?

 

日本産科婦人科学会の指針では

 

検査を受けられる妊婦さんを定めています。

 

以下のうちどれか一つの条件を満たしている必要があります。

 

● 分娩予定日時点の年齢が35歳以上

 

(凍結胚移植の場合は、採卵時の年齢が34歳2ヶ月以上)

 

● ダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)

 

パトー症候群(13トリソミー)のいずれかの赤ちゃんを

 

妊娠・出産したことがある人

 

● 担当医師から染色体異常のいずれかの可能性を指摘された人

 

なので、誰でも検査が受けられるわけではありません。

 

検査で陽性が出たら「染色体異常がある可能性が高い」ことにはなりますが

 

100%確実というわけではないので

 

この後に絨毛検査や羊水検査が必要になります。

 

ですが、新型出生前診断を受けるのは高精度で

 

子供の障害の有無を知ることになります。

 

検査結果によって今後どのような人生に

 

していくかは事前にパートナーや家族で

 

よく話し合ってくださいね。



まとめ

・出生前診断とは胎児の異常を検査・診断すること。

 

・新型出生前診断とは、以前よりも高精度でまた

 

血液検査により判明するので妊婦の母体の

 

リスクが軽くなった。

 

・検査は、日本医学会から正式に認められた病院で行われる。

 

・費用はだいたい20万ぐらいである。

 

・新型出生前診断で陽性の場合は、確定診断の絨毛検査

羊水検査を受ける必要がある。

 

・どんな結果にしろパートナーと二人で話し合って

どのような家庭を築いていきたいかを考える必要がある。

 

 

知らない不安を解消できれば幸いです。

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また教えて欲しい事などがあれば、

コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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