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B型肝炎ワクチンは必要?大人も受けた方がいい?受けるのに費用はいくらかかるの?

2017年04月08日 [ B型肝炎ワクチン、子供、育児、子育て ]
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ワクチンの種類が多くて1才になるまで

 

大変だったのを覚えています。

 

私は4人の子供を持つママですが

 

スケジュール通りに接種するだけで

 

大変なのに

 

これ以上増やさないでーと

 

思っていました。

 

今回のB型肝炎ワクチンは

 

任意だったので受けていなかったのですが

 

調べていくと

 

大人も同じように受けた方が良さそうですね。

 

よくママ友からも聞かれるので

 

書いていきます。

 

 




B型肝炎ワクチンは必要?大人も受けた方がいい?受けるのに費用はいくらかかるの?

その1:B型肝炎とはどのような病気なの?

 

B型肝炎は、非常に感染の可能性が高い肝炎です。

 

中でも、血液や唾液を介した感染が知られています。

 

自分の傷口に感染者の血液や唾液が付着したり

 

感染者の血液が付着した針を誤って刺してしまった

 

だけでも感染の可能性を疑わなければなりません。

 

 

母子感染で子どもにB型肝炎がうつることは比較的

 

知られていますが

 

父親や友人からの普通の唾液や体液でも感染する可能性も

 

あります。

 

 

肝炎とは、肝臓にウィルスが入り込んで炎症を起こし

 

肝臓の機能に障害をきたす病気です。

 

肝炎には大きく分けて5つの種類がありますが

 

日本人に多いのは、主にA型、B型、C型の3つです。

 

小児のB型肝炎は、主に出産時の母子感染によるものがほとんどでした。

 

母親がB型肝炎ウィルス保持者の場合

 

ほぼ100%の確率で子どもに感染します。

 

母子感染の場合、生まれてきた子どもは免疫システムが未熟であり

 

85%がB型肝炎ウィルスを長期にわたって持つ

 

「キャリア」となり、急性肝炎を引き起こしたり

 

将来的に慢性肝炎や肝硬変、肝がんなどを発症する危険性が高くなります。

 

 

妊娠する前、あるいは妊娠がわかった時には

 

自分がB型肝炎ウィルスを保有しているかどうかを検査します(HBV検査といいます)。

 

妊娠した後に検査して、自分がキャリアだと気がついても、

 

もう遅いのでは・・・?と心配されるかも知れませんが

 

その場合でも、新生児にB型肝炎ウィルスに対する抗体を

 

 

高濃度に含むHBIGという免疫グロブリン製剤を

 

生後すぐに投与し、その2ヶ月後に追加投与し

 

さらに不活性化したB型肝炎ウィルスのワクチンを3回接種することで

 

ウィルスに対する抗体を作り

 

母親からのウィルスを排除することができます。

 

ここで大事なことは、この母子感染だけでB型肝炎に感染するのではなく

 

父親からの唾液や友人からの体液からも

 

B型肝炎ウイルスが検出さているデータが最新の研究で明らかになり

 

小児科学会誌に掲載されました。

 

こうした感染リスクを避けるため

 

海外のほとんどの国で、母親がキャリアかどうかに関係なく

 

新生児すべてを対象にワクチンの定期接種を行っています。

 

従って、B型肝炎は、血液感染以外にも性交渉によっても感染しますので

高校生くらいの年齢になるまでにワクチンを接種しておくことをお勧めします。

B型肝炎ワクチンは必要?大人も受けた方がいい?受けるのに費用はいくらかかるの?

その2:B型肝炎ワクチンの接種スケジュールは?

B型肝炎ワクチンは2016年10月から定期接種に変わりました。

 

 

厚生労働省によると、40歳までにB型肝炎ワクチンの接種を

 

受けると95%の確率で抗体が獲得できます。

 

そして、ワクチンを3回接種した後の感染防御効果は

 

20年以上続くとされています。

 

B型肝炎ワクチンは、免疫獲得に必要な成分のみを使って

 

つくられた不活化ワクチンで、全部で3回接種します。

 

定期の標準接種スケジュールは、生後2か月に1回目

 

その後27日以上の間隔をあけて生後約3か月で2回目

 

1回目から139日以上の間隔を置いて

 

生後7~8か月ごろに3回目を接種します。

 

また、定期接種としては1歳になるまでに接種を完了しなくてはなりません。
早く、確実に免疫をつけるために、生後2か月になったら

 

ヒブや肺炎球菌、ロタウイルスワクチンと同時に接種します。

 

また、医学的にはB型肝炎ワクチンは何歳になっても受けることができるため

 

万が一、定期接種期間中に接種できなかった場合は

 

早めに任意で3回接種完了することをおすすめします。



B型肝炎ワクチンは必要?大人も受けた方がいい?受けるのに費用はいくらかかるの?

その3:B型肝炎ワクチンの費用はどれぐらい?また副作用はあるの?

平成28年4月1日以降に生まれた0歳児であれば

 

B型肝炎ワクチンの予防接種は定期接種とみなされるので

 

基本的に費用はかかりません。

 

定期接種以外でのB型肝炎ワクチンの接種では

 

 

自費診療のため1回につき5000~10000円ほどの費用がかかります。

 

また、B型肝炎ワクチンを接種すると

 

副作用として、発熱や発疹、倦怠感などの症状が

 

他のワクチンと同様に現れることがあります。

 

ごくまれに、アナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が

 

起こることもあるため、症状に異変があれば

 

 

接種を受けた病院に連絡して相談しましょう。



まとめ

 

B型肝炎ワクチンは、任意だったのですが

 

感染予防の重要性が認められて定期のワクチンに変更されました。

 

このことを知らない人は多いので

 

感染してからではなく

 

小さな子供と、自分自身の

 

予防のためにも受ける必要がありますね。

 

知らない不安を解消できれば幸いです。

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また教えて欲しい事などがあれば、

コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

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