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ポリオの予防接種。生ワクチンと不活化ワクチンは何が違うの?

2017年04月03日 [ ポリオ予防接種、育児、子育て、赤ちゃん ]
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ポリオワクチンだけなぜ生ワクチンなんだろうと

不思議に思っていました。

私は小児科ナースですが

「生ワクチンだからね!!」と

小児の予防接種を勉強している時に教えられたのを

覚えています。

私は4人の子供のママですが、上の子3人は生ワクチンでした。

途中から不活化ワクチンに変わった子の予防接種について

書いていこうと思います。




ポリオの予防接種。生ワクチンと不活化ワクチンは何が違うの?

その1:ポリオはどのような病気なの?

 

ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、

 

腸の中で増えることで感染します。

 

 

増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され

 

この便を介してさらに他の人に感染します。

 

成人が感染することもありますが

 

乳幼児がかかることが多い病気です。

 

ポリオウイルスに感染しても

 

 

多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれずに

 

知らない間に免疫ができます。
しかし、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み

 

主に手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。
麻痺の進行を止めたり、麻痺を回復させるための治療が

 

試みられてきましたが、現在、残念ながら特効薬などの

 

 

確実な治療法はありません。

 

麻痺に対しては、残された機能を最大限に活用するための

 

 

リハビリテーションが行われます。

 

ポリオの予防接種。生ワクチンと不活化ワクチンは何が違うの?

その2:ポリオはもう日本では流行らないのではないの?

 

 

日本では、1960(昭和35)年に

 

ポリオ患者の数が5000人を超え

 

かつてない大流行となりましたが

 

 

生ポリオワクチンの導入により

 

流行はおさまりました。

 

 

1980(昭和55)年の1例を最後に

 

現在まで、野生の(ワクチンによらない)

 

ポリオウイルスによる新たな患者は出ていません。

 

しかし、海外ではポリオが流行している国があり

 

感染しても症状が少ないため感染する恐れがあるというのが

 

 

現状です。



ポリオの予防接種。生ワクチンと不活化ワクチンは何が違うの?

 

その3:ポリオの予防接種がどのような種類があるの?

ポリオ(小児まひ、急性灰白髄炎)を予防するワクチンには

 

口から飲む(経口)生ワクチンと注射の不活化ワクチンの2種類があります。

 

依然としてポリオが流行している地域があります。

 

パキスタンやアフガニスタンなどの南西アジアや

 

ナイジェリアなどのアフリカ諸国です。

 

日本の定期接種には生ワクチン(経口)のポリオワクチンが

 

指定されていましたが、2012年9月からは

 

注射の不活化ポリオワクチンに切り替わりました。

 

2012年11月からは三種混合(DPT)と単独不活化ポリオを混合した

 

四種混合ワクチン(DPT-IPV)が導入されました。

 

2012年8月以降に生まれた赤ちゃんは

 

 

四種混合ワクチンを接種します

 

 

ポリオの予防接種。生ワクチンと不活化ワクチンは何が違うの?

その4:不活化ワクチンのポリオ予防接種

 

 

生後3か月から接種できます。

 

3~8週間隔で3回、3回目の約1年後

 

(6か月後から接種可能)に

 

4回目を接種します。

 

三種混合やそれ以外のワクチンとも同時接種ができます。
生ポリオ、不活化ポリオ、三種混合(DPT)ワクチンの

 

いずれかを1回でも接種している場合は

 

原則として不活化ポリオワクチン(IPV単独)を接種します。

 

生ポリオワクチンと不活化ポリオワクチンの

 

合計が4回になるように接種します。

 

ただし、生ポリオワクチンをすでに2回接種している

 

場合には不活化ポリオワクチンは接種しません。
生ワクチン ポリオ

3か月—7歳5か月までに2回接種。
1回目と2回目の間隔は6週間以上あけます。
スポイトで口に入れる経口タイプのワクチンですので
接種後に吐いた場合、飲み直しが必要です。
接種後30分間は飲食をしないでください。
また非常にまれですが(数十万~百万接種につき1回の割合)
小児まひを発症して、足などがまひすることがあります。




知らない不安を解消できれば幸いです。

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コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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