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BCGの予防接種はいつ受ければいいの?やっぱり痛いの?

2017年03月31日 [ BCGワクチン、育児、子育て ]
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昔からある予防接種

 

「BCGワクチン」というものがあり

 

名前を聞いたことがある人も多いと思います。

 

では、具体的にどんな病気から赤ちゃんを守るための

 

予防接種なのでしょうか?

 

今回はBCGワクチンについて、予防接種を受ける時期や間隔

 

副反応が現れるのかどうかなどを書いていこうと思います。

 



 

 

BCGの予防接種はいつ受ければいいの?やっぱり痛いの?

その1:BCGとは?

 

BCGは、フランスで開発されたワクチンです。

 

生ワクチンで、1回の接種で効果があり

 

結核の発病を75%抑えてくれるワクチンです。

 

乳幼児が結核菌にさらされる前に接種することが大切で

 

接種後は高い結核の発病予防効果が期待できます。

 

 

効果は10年以上維持されます。

 

 

BCGの予防接種はいつ受ければいいの?やっぱり痛いの?

その2:BCGの接種時期はいつなの?

定期接種としてのBCGは

 

生後12ヵ月までに1回。

 

生後5ヵ月から8ヵ月までに接種するのが

 

 

望ましいです。

 

ただし、結核の発生している所では

 

早期に接種することが勧められています。

乳幼児の結核は結核菌に感染すると

 

極めて発病する率が高く

 

血液に結核菌が流れて

 

全身に結核菌がばら撒かれる「粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)」や

 

髄膜炎になりやすいため、それらを予防する必要があります。

新生児期での接種可能ですが、免疫不全があれば

 

副作用が強くなりますので、できれば

 

ある程度免疫不全が無いことが判る年齢での接種が望まれます。



BCGの予防接種はいつ受ければいいの?やっぱり痛いの?

その3:BCGの接種方法は?

 

海外ではDPT(三種混合)ワクチンや

 

MRワクチンのように皮内に注射していますが

 

日本では、9本の針のついた

 

「管針(かんしん)」と呼ばれる針を使います。

粉になっているBCGを溶解液で溶かし

 

白く濁った液を上腕に落とし

 

管針にある帽子のツバのようなもので拡げます。

 

その後、管針を強く押しつけ、針跡に

 

BCGを植えつけるように帽子のツバのようなもので再び拡げます。

 

 

ナースの時に予防接種の介助として

 

よく入っていましたが

 

痛みはというと

 

そんなにないような気がします。

 

赤ちゃんはびっくりして泣いていますが

 

針が抜かれると

 

泣き止む子がほとんどです。

 

びっくりしてしまうのだと思います。

 

そして注射のあとは

 

紫外線を避けて自然に乾燥するまで待ちます。

 

30分もすれば乾くでしょう。

 

その後は、衣服を着せてください。

 

一般的に入浴は発熱などがなければ、構いません。

 

 

BCGの予防接種はいつ受ければいいの?やっぱり痛いの?

その4:BCGの副作用、コッホ現象って何?

 

じんましん、発疹などのアレルギー症状

 

接種部位が赤くなったり

 

脇のリンパ節が腫れたりします。

 

副反応のうち、もっとも多いのが

 

脇のリンパ節の腫れで2/3を占めています。

 

6ヵ月後には小さくなることが多いです。

接種部位は、10日~4週間後に

 

赤くなったり、硬くなったり、腫れてきたり

 

カサブタが出てきます。

 

強い場合は、膿んだ感じになりますが

 

1~3ヶ月程度で治ります。

 

気になるBCGの跡ですが、針の跡が18個のうち

 

2/3以上は残っていることが望ましいです。

ただし、BCGは毒性が少ないと言っても生ワクチンなので

 

免疫不全という免疫力が無い子供の場合

 

BCGが全身で感染を起こすリスクもあり、注意が必要です。

骨などの炎症を起こすことがあります。

BCG接種で起きうるコッホ現象とは

 

BCG跡

BCG接種の跡ですが、正常なら少し赤い程度ですが

コッホ現象は10日以内に跡が目立っています。(日本ビーシージー製造株式会社提供)

 

 

「コッホ現象」とは、結核に既に感染している場合

 

BCG接種で早期に接種部位に強い反応が出てしまうことを言います。

 

画像のように、接種後10日以内に、赤くなったり

 

硬くなったり、腫れてきたり、膿んだような状態になってしまいます。

この場合は、結核に罹っていないかどうか、ツベルクリン反応

 

血液検査など結核の検査を行います。

定期接種時期を過ぎると公費での接種ができなくなってしまうので

 

 

注意が必要です。



 

まとめ

 

赤ちゃんが生まれてしばらくすると

 

予防接種が始まります。

 

特に生後2〜3ヶ月頃から2歳になるまでの間は

 

予防接種の種類も多く、スケジュールをやりくりするのも大変です。

 

 

しっかりと保健センターや

 

かかりつけの小児科医とスケジュールを相談して

 

アプリなども利用しながら

 

無理なく接種できる予定を組んでおきましょう。

 

 

赤ちゃんの体調が悪くなり

 

予定を変更しなければいけないこともありますが

 

早めにスケジュールを組み直してあげてくださいね。

 

知らない不安を解消できれば幸いです。

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コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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