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ナースが解明!たんこぶのうわさの真偽。病院へは受診したほうがいいの?

2017年03月27日 [ たんこぶ、子育て、赤ちゃん、 ]
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保育園からの突然の電話。

 

『転んでおでこを打って大きなたんこぶが

 

できました』

 

私は4人の子供のママですが

 

この電話よくあります。

 

子供は大人に比べ頭が重たく

 

体のバランスも3頭身と

 

転びやすい体のつくりとなっており

 

転ぶ時も頭から転ぶことがとても多いので

 

このようによくたんこぶができるのでしょう。

 

熱などよりも一番起こりやすい

 

ことかもしれません。

 

今回は身近に発生しやすい

 

たんこぶについて書いていこうと思います。

 




 

ナースが解明!たんこぶのうわさの真偽。病院へは受診したほうがいいの?

その1:たんこぶとはどのようにしてなるの?

 

たんこぶとは、皮下血腫のことを言います。

 

頭やおでこを強く打った時に

 

硬い頭蓋骨と皮膚の間で細い血管が避けてしまい

 

出血したことで、行き場のない

 

血液やリンパ液が溜まって膨れ上がります。

 

このようにできたものをたんこぶと言います。

 

 

頭部は他の場所と異なり、筋肉や脂肪が少なく

 

毛細血管が集まっているので

 

少し打っただけでも血管が切れやすく

 

出血が多いためたんこぶもよくできます。

 
腕や足にはぶつけても皮膚の下に血液やリンパ液が

 

流れ出るスペースがあるため

 

溜まることがなく「青あざ」となります。

 

たんこぶは何日かすると、血管に吸収されるためなくなります。

 

 

 

ナースが解明!たんこぶのうわさの真偽。病院へは受診したほうがいいの?

 

その2:たんこぶにまつわるうわさの真偽

 

『たんこぶがでいているから大丈夫』

 

赤ちゃんが転んだり、ぶつけたりすると

 

「たんこぶができているから大丈夫だよ」と

 

言われることがあります。

 

しかし、これは間違った情報です。

 

たんこぶは軽くぶつけた程度の弱さではできません。

 

白っぽいたんこぶであればあまり心配はありませんが

 

たんこぶができるということは

 

血管が切れるほどの強い衝撃を受けているということです。

 

大きなたんこぶができている場合

 

頭蓋骨を骨折していることもありますので

 

あまりにも大きなたんこぶの場合は病院を受診した方いいでしょう。

 

『泣いているから大丈夫だよ。』

 

衝撃を受けたあとに赤ちゃんが泣いているか

 

どうかはあくまで

 

意識の有無を確認する手段に過ぎません。

 

その後の赤ちゃんの様子をしっかり観察する必要があります。

 

赤ちゃんは言葉で「ここが痛い」などと

 

きちんと伝えることができないため

 

痛かったこと、ビックリしたことを泣いて伝えようとします。

 

しかし、ぶつけたり転んだりしても泣かないこともあり

 

直後はケロッとしているように見えても

 

後から体調を崩してしまうこともあります。

 

『たんこぶがぶよぶよだったら危険』

 

たんこぶは硬いイメージですが

 

かたくならずに、ぶよぶよしたたんこぶが

 

できるこがあります。

 

触ると氷枕を押した時のような感触の柔らかいたんこぶです。

 

これを「帽状腱膜下血腫(ぼうじょうけんまくかけっしゅ)」といい

 

帽状腱膜とは頭皮の下にあり

 

頭蓋骨を帽子のように包んでいる組織の事を言います。

 

大きな外力が頭皮にかかると

 

帽状腱膜と骨膜の間に出血した血液が溜まってしまいます。

 

これは頭には小さな血管がたくさんあるため

 

血液が固まることなくどんどん流れ出てこぶしくらいの

 

大きさに膨れ上がることもあります。

 

ぶつけた部分を触るとへこみを感じたり

 

ぶよぶよとしていたり

 

頭の形がたんこぶにより大きく変形していたりすると

 

心配でたまりませんよね。

 
この場合はすぐに病院を受診しましょう。

 

脳に異常がなければ心配はいりません。

 

このたんこぶも数週間で徐々に吸収され元に戻ります。




 

ナースが教えるたんこぶの応急処置の方法!病院へは受診したほうがいいの?

 

その3:たんこぶが出来た時の応急処置の方法とは?

1.意識はあるか確認する

まず、たんこぶが出来たら、子供の意識があるか、

 

おかしくないかと、傷の確認をしましょう。

 

強く頭を打ち付けて意識がなくなってしまったり、

意識が飛んでしまうこともあります。

 

ですので、まずはちゃんと意識があるか、

 

目の焦点があっているかどうか確認しましょう。

 

他にも

  • 頭痛
  • おう吐
  • 感覚がおかしい
  • 痙攣
  • 鼻や耳から体液が出ている

など確認しましょう。

 

特に、

  • 出血が多い
  • 昏睡状態
  • 鼻や耳からの体液の出血
  • 何かおかしいと感じた

 

などの場合は、危険信号なので、

 

迷わずに救急車を呼びましょう。

 

2.外傷ができているかを確認する

 

たんこぶだけでなく、傷があるのを知らずにいると、

ばい菌が入って化膿していまう危険性があります。

 

 

注意深く確認するようにしてください。

 

3.たんこぶは決して揉まずに、とにかく冷やしましょう。

たんこぶができたら揉んで治療する、という風習があります。

ですが、たんこぶを揉むのは間違いです。

 

たんこぶを揉むと、内出血をさらに悪化させることになります。

子供にたんこぶができても揉んでははいけません。

 

たんこぶの正しい治療は、とにかく冷やすこと。

 

患部の血流を抑え、痛みを軽減するため

 

できるだけ患部を冷やしましょう。

 

傷がある場合は、傷に気を付けながら冷やしてください。

 

たんこぶは頭部の出血にあたります。

 

頭部の出血の場合、全身の血が頭部にたくさん集まっているため

 

出血量が多くなることがあります。

 

ガーゼや薄手のタオルなどで傷をこすらないように、抑えながら冷やします。

 

冷やすことは止血にも繋がります。

 

時間は、できれば24時間~72時間程度を目標に冷やしましょう。

 

赤ちゃんの場合、動いてなかなか冷やすことが

 

できないかもしれませんのでそんなときは

 

熱さまシートを使いましょう。

 

熱さまシートは冷えすぎることがなく

 

数時間貼っておくことができるので便利です。
なければ保冷剤や氷のうなどを使いますが

 

あまりに冷たいと赤ちゃんがビックリして嫌がるので

 

直接当てないようにしましょう。

 

また、凍傷になることもあるので冷やし続けず

 

冷やして、離して時間を置いたらまた冷やすようにしましょう。

 

4.6時間は安静に過ごし、その日は入浴を控えましょう

 

たんこぶを治療したら、6時間は安静に過ごし様子をみましょう。

 

また、入浴をすると血流が良くなって

 

たんこぶが痛くなってしまいます。

 

ですので、たんこぶができたら、その日の入浴は控えましょう。

 

5. 頭を打った日から、1週間ほどは気を付けましょう

 

頭を強く打った場合は、1週間は子供の様子を見るようにします。

 

軽い場合は2~3日様子を見る程度で良いかもしれません。

 

心配な場合は、早めに病院を受診してみてくださいね。




 

まとめ

 

 

・たんこぶは、迷信が多いですが

 

ほとんど医療的にはあてにならない。

 

・たんこぶが出来た後は、とにかく冷やすこと。

 

・頭を打った後の子供の様子をよく観察し

少しでもおかしかったり、

 

ママが不安だったら病院にいきましょう。

 

 

知らない不安を解消できれば幸いです。

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コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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