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食物アレルギーってどんな種類があるの?また検査はどのように行われるの?

2017年03月23日 [ 食物アレルギー、子育て、育児 ]
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ご飯を食べた後に、口の周りが真っ赤に

 

なって、「えっ、もしかしてアレルギー?」と

 

思ったことはあると思います。

 

私は4人の子供のママですが

 

我が家の子供達、何気なくかけていた

 

ケチャップで起こりました。

 

幸い赤くなるだけでしたが、もしかしたらアレルギー

 

かもということで病院で検査をしたら

 

小麦、卵白とアレルギー反応が出ましたが

 

それらを食べても

 

特に何も出なかったのが現状です。

 

ただし、強くアレルギーの症状が出る赤ちゃんや

 

子供さんもいますので

 

食物アレルギーとはどのようなものなのかを

 

ナースの見解からも書いてみることにしました。

 

 




食物アレルギーってどんな種類があるの?また検査はどのように行われるの?

その1:食物アレルギーはどのようにしてなるの?

 

食物アレルギーは、牛乳、卵、小麦、大豆など

 

特定の食べ物を食べると嘔吐や下痢

 

蕁麻疹、鼻炎や結膜炎などの症状を起こします。

 

ひどい場合には呼吸困難を引き起こすこともあります。

 

赤ちゃんは腸管粘膜を保護する「免疫グロブリンA」が少なく、

 

消化機能がまだまだ未熟な為、食物の消化が不十分なまま

 

吸収されてしまい、さまざまなアレルギー反応を起こしてしまうと

 

言われています。

 

 

 

食物アレルギーってどんな種類があるの?また検査はどのように行われるの?

 

その2:食物アレルギーにはどのような種類があるの?

 

食品アレルギーの症例が多い食品は「特定原材料」と定められています。

 

特定原材料は・・・「卵、牛乳、小麦、えび、かに、そば、落花生」の

 

7品目です。

その中でも多いのが「卵・牛乳・小麦」を3大アレルゲンと言います。

 

過去に一定の頻度でアレルギーの症例が多かった

 

20品目を「特定原材料に準ずるもの」と定めています。

 

特定原材料に準ずるものは・・・「あわび、いか、いくら

 

オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉

 

くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉

 

まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン」の20品目です。

 

年齢によってもアレルギーの原因になっている食物に違いが見られます。

新生児期
牛乳
乳児期
牛乳・鶏卵・小麦・大豆・魚卵など
幼児期
卵類・小麦・牛乳・果物・ピーナッツなど
学童期
小麦・蕎麦・果物・野菜・甲殻類・魚類など




 

食物アレルギーってどんな種類があるの?また検査はどのように行われるの?

その3:食物アレルギーの症状はどんなの?

 

・皮膚や粘膜に起こる症状

 

食物アレルギーの中で一番起こりやすい症状の一つです。

 

唇が腫れたり、蕁麻疹や体の痒み、目の充血などです。

 

・呼吸器に起こる症状

 

くしゃみや鼻水、咳などを引き起こします。

 

ひどい場合には呼吸困難を引き起こすことがあります。

 

・消化器に起こる症状

 

腹痛や吐き気、嘔吐、下痢などの症状があらわれます。

アナフィラキシーショック(全身に起こる症状)

 

アナフィラキシーショックが起こると

 

血圧が急激に下がったり、意識を失ったりすることがあり

 

食物アレルギー症状の中で一番危険で命に関わる可能性があるものです。

 

このような反応が出るのには、時間も様々です。

 

10分ほどで反応が出るのが一番多いタイプです。

 

食べた直後に症状が出るので、食物と症状を結び付けることが出来ます。

 

しかし、6~8時間(半日)や

 

1日~2日後に出る場合もあり、

 

これは遅延型の反応と言い

 

時間が立つにつれアレルゲンを特定することが難しくなります。

 

乳児に食物アレルギーが多いのは、消化機能が未熟で

 

消化酵素も十分に機能しないためです。

 

人間には、消化器から入ったものを「体にとっていいものかどうか」

 

見分ける機能がありますが

 

乳児の場合は、この機能もまだ未熟な状態です。

 

しかし、成長するにつれて成熟するので

 

大人には出ない場合もあります。

 

食物アレルギーってどんな種類があるの?また検査はどのように行われるの?

その4:食物アレルギーの検査ってどのようにするの?

 

アレルギー検査は生後4ヵ月頃から可能です。

 

しかし、まだ特定できないということで

 

断られたりもします。

 

だいたい1歳ぐらいを勧められます。

 

もしも、離乳食を始めてみて食物アレルギーの反応が強く出ているときは

 

1歳を待たず病院で医師と相談して検査を受けましょう。

 

■ 1.血液・皮膚検査

原因となるアレルゲンを特定するために血液検査や皮膚検査などを行います。

血液検査
血液検査はまず、採血をしてアレルギーと疑われる物質に対しての
「特異IgE抗体」というタンパク質が血液中にどのくらいあるかを調べます。
皮膚検査

・皮膚検査 皮膚にはスクラッチテストと、パッチテストがあります。
スクラッチテストは、背中や腕などの皮膚に針で傷や
押し後をつけ(痛みはあまりなく、跡も残りません)
アレルゲンと疑われる食物のエキスを1滴たらし
皮膚が赤くなるか確認します。
パッチテストは、アレルゲンのエキスを小さな紙にたらし
腕などに貼り、赤くなるかを確認します
。スクラッチテストと同様、赤くなればアレルギーの可能性があります。

 

※検査で陽性反応が出てもアレルギーでないこともあります。

上記の検査はあくまでも補助テストです。

陽性反応が出たからと言って食物制限を始めてはいけません。

上記のほかに、「除去テスト」・「負荷テスト」を行います。

しかし、このテストには細心の注意と

アレルギーの専門の知識が必要なので専門医とよく相談して下さい。

 

■ 2.除去テスト
食べ物を我慢する赤ちゃん
検査でアレルギーの反応が見られたら「除去試験」が行われます。

 

疑わしい食物を14日間食べさせないように過ごし

 

症状の改善を観察します。

 

母乳を与えている場合は、ママの食事からも除去します。

 

症状が改善されれば、それがアレルゲンである可能性があります。

 

 

■ 3.負荷テスト

 

その後、除去していた食物を少しずつ摂取して

 

どの程度まで摂取可能か「負荷試験」を行ないます。

 

症状が現れる摂取量や、症状の強さも確認できるため

 

具体的な治療法を決定することもできます。

 

※アレルゲンを実際に摂取するとアナフィラキシーなどの

 

リスクを伴うものなので、必ず専門医のもとで行いましょう。

■ 4.治療

病院で検査を受け、アレルゲンとなる食物が特定されたら

正しい除去食治療法を行えば症状もよくなっていきます。

除去食と言っても、「完全除去」と「不完全除去」の2種類あり

どちらにするかは子どもの状態を見て医師が決めます。

完全除去
アレルギーを引き起こす食物をいっさい与えず
お菓子やレトルト食品、加工食品も含めて、半年を目安にアレルゲンを排除します。

 

不完全除去
1週間に1.2回程度アレルゲンの食物を少量ずつ食べさせてみる方法です。
しかしこ の場合、アレルゲンは「十分に加熱したもの」に限ります。
不完全除去でも医師の指導のもとで行うことが大切です。




まとめ

 

・食物アレルギーは

 

赤ちゃんは腸管粘膜を保護する「免疫グロブリンA」が少なく、

 

消化機能がまだまだ未熟なため起こる。

 

・食物アレルギーになりやすい食物は「卵・小麦粉・牛乳」である。

 

・症状がすぐに出たり遅い時は1日たってから出たりする。

 

・食物アレルギーの検査は4ヶ月からできるが

 

1歳ぐらいから検査しましょうと

 

言われることが多い。

 

・検査は医師の指示に従いながら

 

慎重に行っていくべきである。

 

 

知らない不安を解消できれば幸いです。

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コメントで頂けるとお答えさせて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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